「PlayMaker」って何?

記事作成 2019年5月

ゲームエンジンUnity上で使用するビジュアルスクリプトです。
アセットストアから購入し、Unityのエディタへインポートします。



----------------------------------------------
通常、Unityでゲーム制作をする場合はC#のスクリプトを記述して組み上げていきます。

ビジュアルスクリプトの場合、下図のように処理の段階ごとに、ブロック[状態]を
作り、そこにリストの中から選んだ命令[アクションを]を設定、矢印によって実行順序を決める。
という風にして組んでいきます。

PlayMakerの場合、状態名だけでなく、変数、イベントの名前等にも日本語が使え、
より流れは理解しやすいと思います。

@どういうふうに使うの?(ごく基本的な使用例)

オブジェクトに状態遷移(FMS)を設定。 (図では、オブジェクト=赤い箱)
その中に作った「状態」に          (図の「はじめ」や「2番め」)
その時点でさせたい動作等を、アクションリストから選択し、置きます。(図では2番めの「rotate」回転)

そして、状態同士を矢印でつないで流れを作ります。
これだけでオブジェクトが流れに従った動作をします。スクリプトは書いていません。

この図では、エディタを再生すると、赤い箱が静止状態から、右に45度回転し
動作を終えます。
このオブジェクトに付加された、状態(state)とそのつながりを「PlayMakerのノード」
と、ブログ内では呼ぶことにします。

----------------------------------------------
例えばこのように、ノードを組んで
ゲームオブジェクトの動作を管理します。

画像変更

BGM管理
----------------------------------------------
PlayMakerは商業作品を含め多くのゲーム制作で使用されています。
パフォーマンスにおいても問題はありません。

また、アセットストアには、PlayMakerから使用するために、予めアクションを用意して
いるツールがたくさんあります。

メリットは、やはり手早く、イメージ通りの挙動を実現できることでしょう。
反面、分業で制作している場合、各作業分をマージするのがむづかしいという
意見もあるようです。

管理人ページ nomegames
PlayMakerを使用して作った作品がおいてあります。
最終的に100%PlayMakerとは言えないものもありますが、PlayMakerだけで
も十分な作品は作れます。

基本的なC#スクリプトの約束事を覚えておいた上で、PlayMakerを利用するのが
効果的だと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿